その根底にあるのは、一人ひとりが主体的に生きていること、豊かに生きていること。楽しく暮らしていること。人間らしく、生き生きしていること。そのことを大切にしていること。 工房集は「そこを利用する仲間だけの施設としてではなく、新しい社会・歴史的価値観を創るためにいろんな人が集まっていこう、そんな外に開かれた場所にしていこう」という想いを込めて「集(しゅう)」と名付けました。
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「ホテルに1枚プロジェクト」が紹介されました

埼玉新聞(3/18)の一面にて大きく紹介して頂きました。浦和ロイヤルパインズホテルに展示中の田中悠紀さんについても紹介されています。ぜひご覧ください。

このプロジェクトは埼玉県が事務局を務める埼玉県障害者アートフェスティバル実行委員会の主催で開催されており、2020年までの2年間、数か月ごとに作品を入れ替える予定です。
工房集からは、パレスホテル大宮に渡邉あやさん、浦和ロイヤルパインズホテルに鶴岡一義さん、田中悠紀さんが出展中です。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/2017/0202-07.html

ホテルに1枚プロジェクトが紹介されました

埼玉県が事務局を務める埼玉県障害者アートフェスティバル実行委員会主催の「ホテルに1枚プロジェクト」について、日経新聞に掲載されました。

「ホテルに1枚プロジェクト」とは、東京2020パラリンピックの開催を2年後に控え、障害者の芸術文化活動をよりたくさんの方々に知っていただくため、多くの人の目に触れる機会があるホテルのロビー等に作品を展示する活動です。
県内4ホテルと、武蔵野美術大学、障害者アーティスト、障害者施設がこの活動に連携して実施しています。

〈浦和ロイヤルパインズホテル〉1F東エレベーター脇
田中悠紀「茶太郎」(みぬま福祉会 工房集)
鶴岡一義 「Untitled」(みぬま福祉会 工房集)

〈パレスホテル大宮〉1Fフロント脇
渡邊あや「飛行機」(みぬま福祉会 工房集)

〈別所沼会館〉
原口めぐみ(NPO法人CILひこうせん)

プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。
 https://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/2017/0202-07.html

3/10「川越春一番コンサート」

川越いもの子作業所主催の「川越春一番コンサート」が10日にウェスタ川越にて開催されます!
所属メンバーと職員によるロックバンドのIMO楽団による演奏会で、ゲストに怒髪天、ケラケラの2組も出演します。
ぜひぜひご来場ください。

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「川越春一番コンサート」
開催日時
2018年3月10日(土)  開演 13:00
料金
〈全席指定〉一般3,500円 子ども・障害者3,000円
チケットぴあ・ウェスタ川越でも販売中。

会場
ウェスタ川越 大ホール

お問い合わせ:049-233-2940(川越いもの子作業所)

詳細はこちらをご覧ください。
http://www.westa-kawagoe.jp/event/detail.html?id=922

3/17-25「ここから2ー障害・感覚・共生を考える8日間 」

3月17日(土)から25日(日)まで、国立新美術館で開催される「ここから2ー障害・感覚・共生を考える8日間」に、
当法人から宮川佑理子さん、杉浦篤さんが出展します。
2016年に開催された展覧会に続いて2回目の展覧会です。
また、松山市にあるかうんと5所属のマスカラ・コントラ・マスカラさんも出展します。
ぜひぜひご来場ください。
会期:2018年3月17日(土)~25日(日)
休館日:3月20日(火)
開館時間:10:00 ~ 18:00 ※3月17日(土), 23日(金)、 24日(土)は 20:00まで/入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室2E (東京都港区六本木7-22-2)
主催:文化庁
共催:国立新美術館
制作:アート・ベンチャー・オフィス ショウ
観覧料:無料

詳細はこちらをご覧ください。
http://www.kokokara-ten.jp/

3/20-6/10 繰り返しの極意展

3月20日(火)から 6月10日(日)まで、栃木県にあるもうひとつの美術館で開催される 「繰り返しの極意」展に、当法人から大内 健太さん、金森 啓太さん、齋藤 裕一さん、柴田 鋭一さん、杉浦 篤さん、鶴岡 一義さん、成宮 咲来さん、野口 敏久さん、野田 夢友さん、宮川 佑理子さんが出展します。
ぜひぜひご来場ください。

「繰り返しの極意」
会期:3月20日(火) – 6月10日(日)
開館時間:10:00~17:00 (入場は16:30まで)
休館日:休館日は毎週月曜日  [祝日4/30は開館し、5/1火曜日は休館します。]
会場:もうひとつの美術館 (〒324-0618栃木県那須郡那珂川町小口1181番地2)
主催:認定特定非営利活動法人もうひとつの美術館 http://www.mobmuseum.org
問合せ先:もうひとつの美術館 Email:mob@nactv.ne.jp TEL/FAX 0287-92-8088
入場料:大人800円 大学生500円 小中高生・70歳以上・障害者・重度の方付添400円 団体20名以上:10%割引(要予約)

協力:(社福)みぬま福祉会/秋山絵画修復工房/上田悠生寮(有)福祉ネットやわらぎ

うふっ❤展 記録集が完成しました

昨年12月に開催した第8回埼玉県障害者アート企画展「うふっ埼玉でこんなのみつけちゃった♪」の記録集が完成しました!!!

デザインはチラシと同様に水川史生さんに手掛けていただきました。
また、アートディレクターの中津川浩章さんをはじめ、多くの方にご協力いただきました。ありがとうございます!!

現在、工房集にて配布中です。
記録集に関するお問い合わせはこちらまでご連絡ください。

アートセンター集
〒333-0831埼玉県川口市木曽呂1445(社会福祉法人みぬま福祉会工房集内)
Tel 048-290-7355 Fax048-290-7356
e-mail:kobo-syu@marble.ocn.ne.jp

ホテルに1枚プロジェクト

埼玉県が事務局を務める埼玉県障害者アートフェスティバル実行委員会主催の「ホテルに1枚プロジェクト」が2月から開催されています。「ホテルに1枚プロジェクト」とは、東京2020パラリンピックの開催を2年後に控え、障害者の芸術文化活動をよりたくさんの方々に知っていただくため、多くの人の目に触れる機会があるホテルのロビー等に作品を展示する活動です。
県内4ホテルと、武蔵野美術大学、障害者アーティスト、障害者施設がこの活動に連携して実施しています。

〈浦和ロイヤルパインズホテル〉1F東エレベーター脇
田中悠紀「茶太郎」(みぬま福祉会 工房集)

鶴岡一義 「Untitled」(みぬま福祉会 工房集)

 

〈パレスホテル大宮〉1Fフロント脇
渡邊あや「飛行機」(みぬま福祉会 工房集)

 

〈別所沼会館〉
原口めぐみ(NPO法人CILひこうせん)

プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。
 https://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/2017/0202-07.html

先日、埼玉県の上田清司知事もご覧になり、ブログで紹介してくださいました。
ブログ記事もぜひご覧ください。(画像をクリックすると大きくなります)

 

2/21-4/1 なお丸展

成田ユニバーサル美術館にて、埼玉県在住のなお丸さんによる個展が開催されます。
昨年12月に開催したうふっ♥展の来場者投票では栄えある1位に輝いた注目作家です!
個性的なオリジナルキャラクターの新作をご紹介します。
ぜひぜひご来場ください。

なお丸展
会期:2/21(水)~4/1(日) 10:00~16:00
休館日:月曜日・火曜日
会場:成田ユニバーサル美術館(千葉県成田市東町779-3)0476-85-6655
会場HP:http://narita-universal.sakura.ne.jp/

3/13-18 尾ケ井保秋絵画展

川越市立美術館にて、光の家療育センター所属の尾ケ井保秋さんの個展が開催されます。
ぜひぜひご来場ください。

尾ケ井保秋 絵画展「母へ」
会期:3月13日(火)~18日(日)10:00-17:00
(初日13:00~17:00 最終日10:00~15:00)
会場:川越市立美術館 市民ギャラリー(埼玉県川越市郭町2丁目30番地1)
会場HP:https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/

お問い合わせ:光の家療育センター 049-276-1357

web「美術趣味」にて工房集が紹介されました

共同印刷株式会社が運営する「美術趣味」というブログにて工房集について紹介していただきました!

先日、ご来場いただいたき、展覧会のことだけでなく、その背景も含めて素晴らしい内容にまとめてくださいました。ありがとうございます。
ぜひ多くの方にご覧いただけますと幸いです。

ブログの詳細はこちらをご覧ください。
http://bijutsu-shumi.com/

また、ブログからテキストを引用させていただきますので、こちらもご覧ください。

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「工房集」というアートに関わる施設があることを最近知りました。ここは普通のギャラリーとは大きく異なります。知的障がいのある方が作品を制作するアトリエであり、それらを展示公開するギャラリーでもあります。休日も鑑賞できる展示会が開催されていたので、初めて訪れてみることにしました。

ほとんど予備知識のないまま来てみて、まず建物前庭の空間が放つクリエイティブマインドに、高レベルのプロの力を感じました。オブジェっぽい掲示ディスプレイや楽しくペイントされた地面や板のフェンスなどが効果的に配置され、施設に向けた人々の情熱が感じられて、何故か嬉しくなりました。しかし、あらかじめ展示会開催の知識がないと、ぶらりと入っていいかどうか躊躇してしまいます。でもそろりと入ってみると快く歓迎され安心しました。

入ってすぐ右に白い壁のギャラリー空間があり、たくさんの作品が展示されていました。
そのギャラリー空間だけでなく、奥に続く廊下の壁や天井、飲食できるカフェの空間全部に、ドローイングをはじめ、織物やCG表現など、多様な作品が掲出されていました。それぞれ作者の写真と本人の特徴が記されており、ほのぼのとした気持ちにさせてくれます。

作品はもちろんすべて秀逸なものというわけではなく、稚拙な殴り書きに見えるものも含まれます。しかしいくつもの作品は、何度もそしてじっくり見ていたくなります。はっとする色彩の表現やタッチが見られること、思いもつかない言葉の表現、それが故意のものではなく純粋に、造形を愉しむ帰結や痕跡であることが、気持ちを惹き付ける大きな要因なのかなと思いました。そして、それはその人の呼吸や生きてきた痕跡に関わること、さらにその表現を行うまでに長い葛藤を要したであろう背景などを含めて、大きく見れば生命力が発露したように感じてしまう・・・アーティストがコンセプチュアルに構築したアート表現では成し得ない表現を体感しているという印象です。ただし、この建物外観を見たときに感じた、この施設に力を入れる人々、職員の方々の導きがあって初めて生まれ得た世界なのだと推測します。

この日は「大宮太陽の家」という施設のメンバーによる展示会でしたが、工房集の母体となっているのは、「みぬま福祉会」という社会福祉法人で、「川口太陽の家」をはじめとする埼玉県南部の22の施設を運営し、300人を超える利用者がいるとのことです。その中で130人ほどが「表現活動」に関わり、多岐にわたるアート表現を仕事として実践しているということなのです。労働の成果として作品はグッズとなって販売されたり、企業とのコラボでデザイン化されたりしています。
企業の下請け的な軽作業やお菓子作りという仕事の枠にとどまらず、それを行うのが困難な重度の知的障がい者にもその人にしかできない表現手段がある。それを仕事にするという発想から数々の素晴らしい作品を発信する工房が誕生することとなったということですが、その背後には、本人、職員、家族の、簡単な言葉で片付けられない根気の積み重ねがあってのことと思います。

帰り際には、施設の「仲間」の方が「ありがとうございました。」と丁寧に挨拶してくれ、気持ちをほっとさせてくれました。あらためて、表現に不可欠な人との関係性、さり気ない日常表現の蓄積の大切さ、そして生の営みとアートの結びつきについて想い起こし、考える契機を得たひとときでした。

2/24-3/25「ビオクラシー 〜”途方もない今”の少し先へ」

福島県のはじまりの美術館にて、3月25日まで開催されている「ビオクラシー 〜”途方もない今”の少し先へ」展に当法人の宮川佑理子さんが出展しています!
本展は、3.11関連特別企画として開催されます。ぜひぜひご来場ください。

展覧会の詳細はこちらをご覧ください。
http://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/biocracy.php

3.11関連特別企画「ビオクラシー 〜”途方もない今”の少し先へ」
会期:2018年2月24日(土)―2018年3月25日(日)10:00~18:00 火曜休館
出展作家:赤間政昭、アサノコウタ、岩根愛、梅原真、古久保憲満、SIDE CORE、佐賀建、佐藤菜々、田島征三、Chim↑Pom、平井有太、藤城光、宮川佑理子
会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)
料金:一般500円、65歳以上250円、高校生以下・障がいをお持ちの方および付添いの方(1名まで)無料
主催:社会福祉法人安積愛育園はじまりの美術館

3/5-3/10「存在×福祉×支援×アート -できないことの価値をめぐって-」

当法人が運営する川口太陽の家の「サンだいち班」では、
障害のある17名がウエス作り(工場などで油拭きに利用する布)と表現活動を主な仕事としています。
言葉で表現することが苦手な彼らの生活には様々な困難がありますが、
職員やメンバーとともに関わりを大切にしながら仕事に向き合い、じっくりと歩み続けてきました。

昨年、初めてのグループ展「できないことと、できることの間に-サンだいちのメンバー17名による作品展-」を開催し、
本人だけでなく家族や職員などの周りの人の変化も含めて大きな反響がありました。

本展では、昨年の展覧会に続いて、作品だけでなく日々の支援の中で大切にしている福祉的な視点も紹介します。
近年、障害のある作家の作品が評価され、注目を集めているからこそ、福祉施設での実践を伝えることで、
支援と表現することの関係について見つめ直し、福祉、美術を超えて社会的な価値への問いかけとなることを願います。


▼展覧会情報

「 存在×福祉×支援×アート -できないことの価値をめぐって- 」

会期
2018年 3月 5日(月) ― 3月10日(土)
10:00-17:00 ※ 会期中無休

会場
工房集ギャラリー

キュレーション
中津川浩章

主催
社会福祉法人みぬま福祉会

▼参加作家

井林尚輝/吉川千晶/小山健太/吉田拓実/須藤真弘/戸田裕人/宮川佑理子
柏葉康之/後藤友康/今泉宏之/鹿子木圭/田中啓示/西野克/菅家沙織/鈴木大視/板橋祐季/梅澤勝典


▼イベント

トークイベント&『問いかけるアート』出版記念パーティー
「重い障害のある人の表現とは  vol.2」
3月10日(土) 10:30-12:30

本展キュレーターである中津川浩章さん、川口太陽の家 松本哲総合施設長、サンだいち班担当スタッフによるトークイベントを開催します。
トーク終了後には『問いかけるアート 工房集の挑戦』出版を記念してささやかなパーティーを行います。
お誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください。

『問いかけるアート 工房集の挑戦』⇒詳細はこちら

▼集カフェ

カフェ開催日
3月10日(土)
人気の手作りケーキと温かいお飲み物をご用意しております。